米国エネルギー省 (DOE)は低放射能汚染されている金属類を一般リサイクル金属と混ぜる計画を提案しています。 そうなると私達生活の身近に入り込んでくるでしょう。
放射能含有金属を一般リサイクルと混ぜない署名はこちら。
「フリムン徳さん日本の入院生活3」
(天国旅行の費用は66万8千円)
「アメリカからの旅行者で、そんな大金はない。1度で払えと言うなら、私をこの病院から退院させないでくれ」。「月賦払いにしてくれ。私はアメリカに住んで40年近くなる。アメリカの保険、メディケア、メディカルもある」。この交渉をしている私は病人ではなかった。昔の叩き売り”男前の徳さん”に戻っていた。「さー、買うとくんなはれ、買うとくんなはれ。大阪で1番安い値段や、安い、安い。「ワイに、手握らせた別嬪さんは、タダにしたる」。こんな調子で大声で叩き売りしていた。
退院前日である。会計担当の男性が病室へやってきた。その会計担当の人は、日本のアメリカ領事館に問い合わせて、調べてくれたという。アメリカのメディケア保険がカバーするという。私は、胸をなでおろして、ほっとした。(だが、アメリカに帰って、メディケアに電話すると、外国旅行の際はカバーしないという。外国旅行の際は旅行保険加入をお勧めする)「66万8千円という大金をどうして造るか、どうして払うか」という重さに、ベッドの上で、寝ても覚めても押さえつけられていた。
この病院では私のようなケースは初めてなので、アメリカのメディケアやメディカルへ英語で申請して、入院費を取るのは面倒で難しいという。第一英語で交渉が出来ない、英語の請求書が作れない。彼の顔にはそう書いてあった。
入院費用12日間で66万8千円(約8千ドル)。日割りで計算すると、1日約5万5千円(約690ドル)である。誰でも、そう簡単には経験できない天国旅行の費用である。いや、フリムン徳さんの値段が66万8千円でもある。ちょっと、待ってくれ、66万8千円($8千ドル)、ゆうたら、私が乗っている中古車(KIA・メイドイン・コーリア)と同じ値段ではないか。とすると、フりムン徳さんの値段は中古車KIAと同じ値段である。トホホや。
人間には簡単に値段はつけられない。だが、天国帰りのフリムン徳さんには金で簡単に値段がつけられた。宇宙から帰還した宇宙飛行士よりも天国帰りの私がえらいと思うのだが、世の中の人の判断は違うようだ。「徳さん、人間いつかは誰でも天国に行けるが、宇宙へは特別の人しか行けないのだ、よく考えてみろ」。天国旅行の費用にしては安いが、年金生活で生きるのが精一杯のフリムン徳さんには胸も頭も痛くなるような大金である。
退院の日(11月3日2012)、私は大金に打ちひしがれた顔で4階病室の窓の下の駐車場を見ていた。病院の玄関に向かって歩く1人の女性を見つけた。ジーパンの似合う中年女性の素晴らしい姿だった。服装雑誌に見るようなジーパンの似合う足の長い女性であった。それは着物姿の似合う綺麗な女性の姿を見た時の感動に近かかった。薄青色の着古したようなジーパンの色だった。バランスが良い、スタイルがいい。思わず私の目はその女性の顔に行った。目を疑った、私の妹であった。そうか、今までの69年の人生で、妹の1人歩く姿を高いところから見下ろして眺めた事がなかった。
ジーパンの似合う妹に、「月賦で払うように話をつけた」と、誇らしげに告げると、「現金で払おう、アノ男の人がかわいそう、彼の仕事の成績に響きそう」という。やはり私の妹や、俺と似て親切な人間や。「なんで、アノ人がかわいそうなんや。自分の入院費も払えない俺がもっと、かわいそうなんや」。「現金払いやったら、もっと安うしてもらおう」と、私は元の商売人になっていた。」よう考えてみると、病院日を値切った人の話を聞いたことがない。私はやはりフリムンである。
大阪で商売をしていた頃を思い出した。
集金に行って「もう少し待ってくれ、来月には必ず払うから」普通の顔で言われると「そこを何とか、お願いします」とが決まり文句だったが、悲しい顔、かわいそうな顔、本当に困った顔で言われると、「では、来月は必ずお願いします」とお客さんの顔に負けたのであった。言葉よりも顔が説得力がある、ホンマである。
妹と一緒に来た嫁はんいわく、「アノ人はあんたに逃げられんように、病院の玄関横にある会計課の受付でうろうろしていたよ」。ホンマやろうか。
天国帰りの私は妹に助けられて、66万8千円の保釈金で、無事退院できた。
世界中で一番ジーパン姿の似合うのは私の妹である。
by フリムン徳さん
プリムン徳さんはエッセイ本「フリムン徳さんの波瀾万丈記」

最後までお読みくださり有難うございました。 そしていつもご訪問と応援をありがとうございます。


















コメント
コメント一覧 (21)
お金の算段がベットの上でできるくらいに回復して、本当によかったです。
いろいろな深読みができる問題が山積みです。
日本の医療事情もアメリカの医療事情もこれから同じようなことがおこってきそう。
ただただ、回復よかった。
考えたら、普通の人は天国旅行行きっぱなしなんですよね、でも徳さんは帰って来たんですから、エライ!なのかなと…。
それにしても、徳さんの妹さん、どんな方か、興味津々です(^^)
これから奥様や妹さんに頭が上がらないと思いますが 元気になられた事だけで十分お返しが出来ましたね。
外国人や海外在住もとより、
日本在住日本人でも、
入院費を踏み倒す人が(~_~;)
フリムンさんは無事退院出来てよかtらです。
私アメリカへ研修に行った事がある
日本の看護師ですが…一言で言うと、
庶民にとっての医療制度は断然日本が良い!
日本に住んでいれば皆保険だし、
保険適応前の治療費も日本の方が安いです。
高額医療費の免除制度や、
生活保護者の医療費無料制度もあるし…
勿論、日本よりもっと良い国もあるし、日本にも問題は沢山ありますが…
兎に角、アメリカの保険料の高さと
保険会社の審査の厳しさはまさに
地獄の沙汰も金次第(^_^;)
でも、最先端医療・看護は
アメリカですけどね〜
確か 日本舞踊をしている妹さんですよね。 妹さん ありがとう、良い話を聞いて 元気をもらいました。 フリムン徳さんもご先祖様と 女の人に 守られて生きてきているのですね。すがすがしく いいお話ですね。 エッセイ金賞もらえますよ、徳さん!
〜
私も 3年前に 夫が網膜はく離手術の翌朝 まだ暗かった時間、診察へ行く前のこと、 ワシントンDCの道の段差から足を踏み外し 大きく転倒した瞬間、何が起こったか、一瞬頭が真っ白になりました。そこへ 4,5人の人々が走ってきて心配してくださったのです。 一人では起き上がれませんでしたし、悪いことを考えてしまいました。 人々はいつのまにか いなくなっていましたが、 あの瞬間、私が叫んだのでしょうか、薄暗い中から人々が飛んできたのでした。
さすがに医師には このことを言えなかったです。 再々手術にいたらずに 奇跡に近いことでした。そんなことを 思い出しました。 バスの駅で転んだ時は バスの運転手さんも誰も、傍にいても 歩み寄りませんでした。みな下車することと荷物のことで、気がつかないのでしょうね。 それからは 転んでいませんし、今は
前よりも 運動するようになりました。
日本では大変でしたね。でも私が聞いた話では日本人であれば日本の保険が格安で貰えるとの事ですよ。なので次回日本に行く時は(長期滞在に限り)市役所に行って保険を買おうと思っています。
アメリカで保険がなかったらもっと恐ろしいことになっていたと思いますよ。
元気になって良かったです。
保険によって違って来ますよね。家のドイツ人は血圧が高くていくつもお薬を飲んでいますが、オレゴンで仕事をしていたときは毎月80ドル払っていたのですが、ミシシッピの新しい仕事場の保険だと同じお薬がタダです。ありがたいことです。
私も旅行の際は旅行保険に必ず入るようにしていますが、学生のころ、日本からアメリカに旅行した時に眼球を傷つけて救急病院に行った時なんかは、日本の旅行保険を提示しているのに、何時間も日本の保険会社とやりとりした挙句、結局その場は現金払いで日本に帰ってから自分で手続きして後払いで返すってことにされました・・・窓口の方も面倒くさそうで助けてくれるって感じでは一切なかったので、言われるとおりにしましたが
きちんと保険に入っていてもこの対応ですからね
徳さんが無事退院できてよかったです。
毎日が新鮮な出来事のあつまりですねー。
入院費用はもとより、妹さんのジーパン姿が世界一だなんて、徳さんいいお兄さんですね。
ちなみにうちの兄はワタシのことをボサボサ頭が似合う世界一と言ってくれそうです
コメント、おおきに、有難うございます。
元気がよすぎるほど、ピンピンしています。
たった2日間の天国旅行でしたから、そう疲れましでした。帰ったその日からお金の算段、今日のご飯のメニューは何かと考えていました。眼にも見えない、音も聞こえない、天国旅行の乗り物は飛行機よりも乗り心地がよく、エエ気持ちのまま、いつの間にか天国とこの世を運んでくれました。もう、以前の身体よりも元気な身体になったように思っています。
第一、食事がものすごくおいしい、以前の2倍の量は食べます。「そんなに沢山食べるな、食料費がかさむ」と、嫁はんに言われている毎日です。
安くて、誰でも加入できる、世界どこでもカバーできる保険を誰か作ってくれまへんか。世界中で走っている車のトヨタの社長さん、本田の社長さん、日産の社長さん、車の保険と一緒に医療保険も作ってくれまへんでしょうか、
コメント、おおきに、有難うございます。
普通は天国旅行とは行きっぱなしですよね。片道ですよねえ。
ウヤフジが特別に徳さんはフリムンだからと、往復切符を創ってくれたと思います。
ウヤフジ ヌ ウカグィドー、
トットゥ、がナシ、ウヤフジガナシ!!
コメント、おおきに、有難うございます。
普通は天国旅行とは行きっぱなしですよね。片道ですよねえ。
ウヤフジが特別に徳さんはフリムンだからと、往復切符を創ってくれたと思います。
ウヤフジ ヌ ウカグィドー、
トットゥ、がナシ、ウヤフジガナシ!!
コメント、おおきに、有難うございます。
外国旅行には自分の保険が外国でカバーするか確かめ、しなかったら、旅行保険をお勧めします。
フリムン徳さんの妹は天下一です。
私には、世界で一番、好きな人、立派な人です。
女優にしたいほどの顔立ちです。
傍に近寄ったら、ハンナリ優しいオーラが感じられます。
コメント、おおきに、有難うございます。
「元気になられたことだけで、十分お返しが出来ましたね」、今のフリムン徳さんには一番ぴったりの言葉です。でもこの言葉は他人が言って始めて値打ちのある言葉ですね。もし本人のフりムン徳さんが言ったら???
コメント、おおきに、有難うございます。
入院費の踏み倒し、結構おるんですか?
入院費、どないにか安く出来ないんですかねえ。
アメリカも日本のような医療保険制度が出来たらいいのにとつくづく思います。
だいぶ昔、隣町キングシティーで私が入院している時でした。私の隣のベッドに、重病の患者が移って来ました。
翌日、彼はもういませんでした。気になり、看護師さんに聞いたら、「保険がないから、出て行ってもらった」そうです。人情のない、人情の使えない、この恐ろしい世の中、誰が作ったのでしょうか。アーメン、南無阿弥陀仏。シュウコさん
コメント、おおきに、有難うございます。
入院費の踏み倒し、結構おるんですか?
入院費、どないにか安く出来ないんですかねえ。
アメリカも日本のような医療保険制度が出来たらいいのにとつくづく思います。
だいぶ昔、隣町キングシティーで私が入院している時でした。私の隣のベッドに、重病の患者が移って来ました。
翌日、彼はもういませんでした。気になり、看護師さんに聞いたら、「保険がないから、出て行ってもらった」そうです。人情のない、人情の使えない、この恐ろしい世の中、誰が作ったのでしょうか。アーメン、南無阿弥陀仏。
コメント、おおきに、ありがとうございます。
病院費、値切ろうと思う人はフリムン徳さんだけではないように思いますね。「安くして欲しい」と口には出さず、心で思う人は沢山いると思います。
フリムン徳さんの妹の親切さ、面倒見は世界一ですよ。彼女の周りには人がいっぱい集まっています。沢山の人に好かれる何かを持っています。
昔、大阪で商売をしていた頃、私のお客さんが49歳で若死にし、遺書に、私の妹の幼い子供二人が20歳になるまで誕生日にはプレゼントを続ける事と、遺していきました。
その遺書どうり、彼の奥さんは妹の子供が20歳になるまでプレゼントを実行してくれたのです。
私、妹、この奥さん3人は家族以上の仲良しです。人に好かれ、人に親切にすれば、ウヤフジが助けてくれう、守ってくれる。
そうやおまへんか。
コメント、おおきに、有難うございます。
無事で、帰ってきて、今まで以上に元気に頑張っています。
この世の中、すべてに保健が必要な世の中ですね。天国では、保険の事は何も聞きませんでした。みなさん、元気そうで、ぽちゃぽちゃと太って、ニコニコ、優しそうで、天国は保険はいらない国のようでした。
保険なんか、面倒なもののない世の中がいいですねえ。
コメントおおきに、有難うございます。
そうです、病院は、外国との手続きを面倒がり、現金でとろうとするようです。保険の要らない世の中欲しいです。
コメント、おおきに、有難うございます。
「私のこと、ボサボサ頭が似合う世界一」と優しいお兄さんは、心の中ではいつも言っていると思います。「口には出さず」。
フリムン徳さん 元気になってよかったよかった!
おおきに、おおきに、
これまで以上に元気でエッセイの勉強に頑張ります。
この世で高いのは山ではない、
医療費である。